1月12日当院職員1名の新型コロナウィルス感染症陽性を確認しましたが、その後当院の状況についてお知らせいたします。

1月12日当院職員1名の新型コロナウィルス感染症陽性を確認しましたが、その後当院の状況についてお知らせいたします。

当院ではN-CHAT（長崎県内団体向け健康観察アプリ）を使用しながら全スタッフの健康観察を続けています。陽性者発生より遡って調査しましたが、濃厚接触者はいない模様です。当該職員と接触があったスタッフについては重点的に健康観察を行っています。現在のところ体調を崩すスタッフの報告はなく、院内は通常通り業務を継続中です。

県内ではオミクロン株と思われる急激な感染拡大が続いており、当院では県発表の人口10万人あたりの新規感染者数を感染対策指標として利用しています。今週は10万人あたり75名/日を超える可能性が高く、感染レベル4相当の対応になると思われます。このため、面会は原則ビデオ面会となっていますが、危篤時など特別の事情の場合も、入院時に登録いただいている3名のうち、1名に制限される予定です。

再度外来受診についてお願いいたします。当院ではできるだけ待合時間を短縮するため予約制としています。院内は感染対策をとりながら対応していますが、受診時間を短くすることは感染対策上も重要と考えています。このため、早めに来院される方がいらっしゃいますが、できるだけ時間通りの来院をお願いします。また発熱外来については従前通り電話で相談いただき、予約を取って来院してください。

オミクロン株ではデルタ株より家庭内感染が顕著となっており、今回の波は特に子供さんを含めた感染事例が多数報告されています。3回目のワクチン接種などの対応にはまだ時間がかかるため、家庭内を含め基本的な感染対策の徹底を、引き続き呼びかけていきたいと思います。

南野病院　院長　南野　淳